(右)の写真
2023.6.30–7.31 General Museum|Site 「場所の発掘_Some Practices」にて行われた前田春日美主催の参加型の企画
Site
スマートフォンアプリのLINEのグループチャット
Generator/Organizer
前田春日美
Date
7月8日(土)
10:00~23:00(1日中)
Access
参加希望者は下記のフォームからお申し込みください。送信いただいたメールアドレスにグループチャットのリンクをお送りいたします。
参加申し込みフォーム(企画終了)
*グループチャット内では匿名での参加が可能なほか、ほかの参加者及び主催者へLINEのIDは開示されません。
*グループチャット内にご参加された方から送信された写真は、主催者がイベント終了後もHPに掲載を行なったり、二次的に使用をすることがありますのでご了承ください。
本イベントはスマートフォンアプリLINEのグループチャット内にて、指示に従って参加者各々が写真を投稿するイベントになります。「右を撮ってください」「下を撮ってください」「壁を撮ってください」といった参加者各々がいる場所での簡単な撮影指示が不定期に投稿されますので写真のみをご投稿ください。開催時間中は、どこで何をしていても大丈夫です。写真が撮れない状況では、スルーしても時間を空けて応答しても構いません。
生々しい写真
私のスマホのカメラロールの中には、身に覚えのない写真が何枚かある。
それらはほとんどがブレている写真で、例えばスマホを首からストラップで下げている時に何かの拍子でカメラアプリが起動してしまい肌が接触してシャッターが押されたものであったり、カメラが起動している時にスマホの側面についている音量調節ボタンはカメラのシャッター起動ボタンになるのだが、気づかずに聴いている音楽のボリュームを調整しようとして意図せずに撮られた写真など。そうやって不意に撮られた写真は私の歩く振動でブレていたり、ただ足元が映っていたり、何かを写しているわけではないのに妙に生々しい。
配慮
写真をSNSに投稿したり友人に送ったりするとき、上手く被写体が撮れているのか、または何か写してはいけないものが写っていないか、一度は確認して送信ボタンを押すのだと思う。「何か写してはいけないものが写っていないか」「自分の意図にあっている写真だろうか」私は何度も確認して安心してから送信ボタンを押すタイプなので毎度気力を削られる行為になっている。
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今回の企画中は、主催者から1日のうちに不定期に指示が出される。その指示によって撮るという仕草は乱暴になるかもしれないし、より慎重になるかもしれない。そういったことから、何を写したいかではなく何を写さないか、何が写ってしまうのかを考えていきたい。